panipani七不思議(参)
夕べの「ポケモンが空恐ろしい件」という時事ネタを、
睡魔に負け中途半端に公開して酷く後悔しているpanipani店主です。
こんばんは。
子供達が代わる代わる熱を出し、今週の暇さがありがたい今日この頃。
とは言っても、1日に2.3人は来てくれるわけですが
熱で休んでいても、元気なのがうちのチビーズ。
お客さんがいたってなんのその。
2階から降りてきては、お店の冷蔵庫を漁ったり
お店の黒板で落書きしたりと、ゆっくりと癒されたいお客さんには大変申し訳ない環境…
でも皆さん、嫌な顔1つせずに、なんならチビーズの相手までしてくれる。
なぜpanipaniのお客さんはみんないい人なのか…
これがpanipani七不思議の三つ目なのだけど、
これは恐らく、「一見さんお断り」という完全紹介制の最大の利点と言えるかもしれない。
自宅兼店舗で、やんちゃなチビーズがいる。
それを承知で来てくれる人が多いのだ。
本当にありがたいことである。
保育園に入れているとは言え、彼らが病に伏せれば仕事をセーブせざるおえない。
時には、お迎え来てください!と、
保育園から恐怖の電話がなり、
お客さん1人残し、カットの途中で迎えに行ったことさえあるのだ。
そんな非常識極まりない営業システムを理解し、
支えてくれるお客さん達に長い時間をかけて恩返しをしていきたいと心から思う。
よく、こんな事を言うと人は「店主さんの人柄がいいからよ〜」
なんて言ってくれたりもするんだけど
本当は私、こう見えて…
結構 陰険な性悪女。
16歳で最初に勤めた美容室では、寮で2人の先輩と暮らしていたんだけど
1人が高圧的な怖い人で、とても支配的だった。
まだ社会でたての16歳やそこらで
その先輩に逆らうことも出来ず、ストレスだけがたまっていく。
しかし、その人の弱点は東京ディズニーランドと酒。
職場は千葉の新浦安という駅にあり、毎週決まって、先輩は東京ディズニーランドへ行く。
そんな日は、もう1人の穏やかな先輩と2人で帰宅するのだけど
OLを経験したのち美容師を志していた
10歳以上年上のその穏やかな先輩は
帰宅すると部屋で1人、国家試験の練習をする。
そうすると、誰もいないダイニングキッチンで
私は共同の冷蔵庫を開け、怖い先輩の名前が書かれた1.5リットルのコーラのボトルの蓋を大きく緩めた。
ふっ。これで奴が風呂上がりに待ちわびていた炭酸飲料がただの砂糖水だ。
ふっ、、ふふ。
などと。誰にも気づかれないレベルの姑息な反撃をするのだった。
なんて陰険‼️
自分で思い出しても恥ずかしい‼️
他にも、先輩のマヨネーズを少し出したまま蓋を閉めるとか。
ネチョってなるよね!
それが乾いてカピカピになって不衛生だよね!
あと、すぐ潰れるくせに酒好きの先輩だったから
よくお酒もこっそり捨てたりしてたよね!
今の私なら怒り狂うとこだけど。
そんなこと…してましたん。
なんて姑息な…orz
こんな陰険で卑怯な私のような美容師に
わざわざ大事な髪を預けてくれるお客さん。
そのお客さん達がみんないい人なんて、
本当、不思議としか言いようがない。
私ももっといい人になりたいと思う2016、夏。
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